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196ヶ国ある世界の国の中で、水道水のお水をそのまま飲めるのは何ヶ国あるか考えたことはありますか?
国土交通省の資料によると、水道水をそのまま飲める国は、
日本
フィンランド
アイスランド
アイルランド
スロベニア
ドイツ
オーストリア
アラブ首長国連邦
ニュージーランド
南アフリカ共和国
スウェーデン(ストックホルム)
オーストラリア(キャンベラ)
の12ヶ国だそうです。
世界には約200の国がありますが、水道水を安全に利用できるのはたったの12ヶ国なのです!
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世界的にみてヨーロッパの水が一番整っています。
ヨーロッパはいち早く高度な文明が発達した地域でもあり、強い経済基盤を持っています。
また、人口も多く水道インフラ整っている国が多いのです。
特に自然豊かなアイスランドは世界で最も水道水の質が高いと言われています。
アジアで水道水をそのまま飲める国は日本とアラブ首長国連邦(UAE)だけ!
UAEは年間を通して空気が乾燥しており、雨が少ない地域です。そのため海水を淡水化して水道水を作っています。
WHOのガイドラインに沿っており、水道水に濁りや臭みもなく飲用可能ですが、貯水槽の清掃が不十分で、飲用できるものの、安全性が高いとは言えないのが現状です。
オーストラリアのシドニー、ニュージーランドが飲用できます。
オーストラリアは最も乾燥した大陸と称されることもあり、水不足に悩まされていますが、都市部では水道整備も整っており、飲用が可能です。
しかし、地域によっては水が硬い、水質が安定しないなどの差があります。
ニュージーランドは日本と同じ軟水ですが、国民の虫歯率を低下させることが目的でフッ素が入った水道水が提供されています。
水道水の安全性は高いですが、フッ素が入っているぶん、日本の水とは少し味が違うと感じる場合があるようです。
安心して利用できるのは南アフリカ共和国だけ!
しかし、地域によって差があり、都市部と比べて地方では水質が悪く安全性も保証できません。
ミネラルウォーターを購入するのが一般的のようです。
実はアメリカやカナダでは安心して水道水を利用できる地域はない模様・・・
アメリカでは水道水はシャワーや洗濯等に使うものという認識で、飲用にはミネラルウォーターを購入するのが一般的です。
また、ブラジルでは公衆トイレのウォシュレットにもお金がかかる場合があるそうです。
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では、水道水がそのまま飲める国12ヶ国の中で、最もキレイな水道水なのはどの国なのでしょうか?
1~5位までのランキングです。
日本は堂々の第3位!
やはり自然が豊かな国が水道水も美味しいということなのでしょうか。
世界で一番水道水がキレイな国はアイスランド!
アイスランドではほとんどすべての場所で水道水を飲むことが可能です。
インフラ整備も管理も徹底されており安全性も抜群です。
オーストラリアでは、国が定めた厳しい基準をクリアした水のみが国民の元へ届くようになっています。
しかし、近年、水不足が問題になっており、水の価値が上がってきています。
アジアで唯一ランクインした日本!
世界に誇る技術力で水質管理を徹底しています。
都市部でも地方でも、どこでも美味しい水を飲めるのが魅力です。
アジアで唯一ランクインした日本!
世界に誇る技術力で水質管理を徹底しています。
都市部でも地方でも、どこでも美味しい水を飲めるのが魅力です。
インフラが整っており、軟水なので、水道水からミネラルウォーターが飲めるような感じなのが特徴です。
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なぜ水道普及の乏しいアジアで、日本がこれほどの水質を保てるのでしょうか?
それは、
・国土面積が小さく、インフラ整備が比較的容易
・約200種の水質検査を行う技術力
が挙げられます。
実は、日本の上水道普及率は2015年時点で97.9%となっており、世界最高水準なのです!
離島などを除いて、一般的な住宅地はほぼ100%水道設備が整っています。
また、ダムなどの貯水施設も豊富で、通年安定して水を利用できる点も世界トップ水準です。
さらに、水質検査の技術は世界最高峰!
微生物や化学物質の含有量など、安全性を担保する基準だけでなく、味に影響を与えるカルシウムやナトリウムなどの含有量にも基準が決められています。
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水道水に塩素が含まれているのは消毒のためです。
水道水の原水となる河川や湖の水にはさまざまな病気の原因となる微生物などが含まれている恐れがあります。
塩素には強い殺菌力があり、このような病原微生物の細胞膜を破壊して死滅させるのです。
そして塩素によって消毒された水は、外部から雑菌等が侵入することのないよう、水道管を通って各家庭まで運ばれていきます。
日本の水道水は世界的に見ても非常に安全性が高いことで知られていますが、その理由の一つは塩素消毒がきちんと行われているからなのです。
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塩素は低濃度で病原菌に対する消毒効果があるため、水道水が各家庭に届く前に細菌類に汚染されるようなことがあっても、塩素が残っていれば水の安全性を保つことができます。
塩素以外の消毒方法には、
・紫外線処理
・オゾン殺菌
・煮沸
などがありますが、いずれも残留効果が無く、浄水場を出てから家庭に届くまでの間に万が一病原菌などによる汚染があった場合に、塩素のように安全を確保できません。
そのため、日本ではオゾン等で殺菌した場合でも、塩素を添加して給水するようにしています。