基準超える水銀と鉛/八戸・櫛引
東奥日報によると、
八戸市櫛引の元産業廃棄物処理業者の事業地に汚泥や燃え殻など約1万7千トンの産廃が放置されている問題で、県は21日、敷地周辺の地下水検査で、国の環境基準を超える水銀と鉛が検出されたと発表した。水銀の検出は7度目、鉛の検出は初めて。ただ、事業場の産廃からこれらの有害物質が水に溶け出すかを調べる試験ではいずれも不検出だったため汚染源は特定できていない。周辺環境への影響は確認されていないという。
県は2003年から、事業地周辺の観測井戸4カ所で毎年調査を実施。12年から13年にかけて計2カ所から基準を超える水銀がたびたび検出されたため、原因調査のために観測井戸を13年に6カ所増やした。… 詳細を見る