ニュースレターNo.20 特集「水道水って何者?」

 

特集水道水って何者?」

水道水の産みの親は海だった

私たちが毎日使う水の主な源は川の水であり、その大もとは空から降った雨水です。

では、雨水はというと、雨の水は、海の水が太陽の熱で蒸発して雲となり、その雲が雨を降らす。つまり雨のお水は、もともと海の水なのです。

産みの親発見♪

海の水は雨となり、大地を潤し、植物が吸い上げ、葉などから大気中に蒸発して雨を降らす雲の成因のひとつになります。また、地下水となりまた海へ戻っていくのです。

水は姿を変えながら地球の中で循環しているのです。

ただ、水道水として生まれ変わる前の水には、人間の体に有害な物質やウイルス、大腸菌などの菌も含まれています。そこで、水道水になるため様々な取り組みが行われています。

どんな取り組みかを一緒に追っていきましょう。

  

①ダム:水をいつでも供給できるように、水を貯めておく施設。大雨のときには洪水を防ぎ、渇水のときにも水を使えるように水の量を調節しています。

②取水場:川の水やダムの水(原水)を取り入れて、浄水場へ送る施設です。

③排水路:取水した原水を別の川や浄水場などの必要な場所に運びます。

④浄水場:取水した原水に浄水処理を行って、安心して飲める安全でおいしい水道水をつくる施設です。ここで、多くの消毒用塩素剤などの薬品が注入されます)

⑤配水場:浄水場できれいになった水道水をいったん貯めておく施設です。

⑥配水管:配水場から各家庭の蛇口につながる給水管へ水道水を運びます。

私達の身近なお水は、多くの施設を経由して水道水として生まれ変わります。浄水場から、およそ10時間かかり厚生労働省 水道水水質基準値をクリアし始めて『水道水』として生まれ変わるのです。

そんな水道水を24時間365日休むことなく絶えず水道水を生み出してくれているのが日本の水道施設なのです。

お水はいつも待機中

ちなみに私たちが当たり前のように利用している蛇口は常に浄水場からポンプで圧力を掛けることによって水が送られる仕組みとなっています。

つまり、私たちが普段何気なく使っている水道の蛇口は開けるから水が出るのではなく、蛇口を閉めてポンプの圧力によって出てこようとしている水を止めている状態なのです。

この圧力を加えているポンプは電力を利用して動かしている為、停電した場合は電気の供給が止まるだけでなく水も流れなくなってしまいます

ただし、給水区域内もしくは付近の高台に配水池を設けて水位からの水圧を配水管内に直接及ぼして水を供給する自然流下方式であれば停電しても断水に陥ることは無いとされています。

塩素とのお付き合い

さて前著のとおり、水道と生まれ変わる前のダム、川などの水にはたくさんの病原微生物やごみが混ざっています。その水を水道水として安全に飲めるようにするにはどうしても塩素の力が必要です。

塩素で殺菌消毒をしないとお腹を壊したり、感染性の病気になったりすることもあります。

そのため、塩素はきってもきれない関係なのです。

しかし、塩素は下限の目標値はあるものの、はっきり上限が定められておりません。地域によって塩素濃度が濃い・薄いがあるのです。

塩素は世界で初めて化学兵器として使用された化学物質であり、残留性があることから人体にとって厄介なものは明らかです。

塩素たっぷりの水道水ですが、体内に取り入れるお水は、塩素ほか有害物質をしっかり除去したお水をご利用いただきたい。

そんな想いから開発されたのが弊社リファインです。

リファインを通して、皆さまの健康を末永くご提供させていただきたく存じます。

今後とも、末永いお付合いの程をよろしくお願い致します。

 

山内