ニュースレターNo.23 特集「もしもの時のReFINEトラブルシューティング」

 

いつもセントラル浄水器ReFINEをお使い頂きありがとうございます。

フィルター交換の際のトラブルや、もしもの時の対処法をご紹介いたします。

大切なお水だからこそ、もしもの時にまずどうすればいいのかを、目を通しておいて頂けばより一層安心してお使い頂けるのでは?と思い、いくつか実際の事例と共にまとめてみました。

 

「お水が漏れる」ポタポタと漏れる事もあれば、バシャッと溢れ出すことも考えられます。

水漏れと聞くとついついヒヤッとしてしまいますが、冷静に対処すれば大丈夫です。

フィルターを交換する際に、もしお水が漏れることがあるとすれば、下記の二点です。

1、交換時にひねる青いバルブ付近 ※図1黄色丸

2、ハウジングの筒とヘッドを繋ぐ留め具(クランプ)※図2

図1の個所から漏れ出す場合は、漏れ方は二種類です。

ジワっと染み出る様に漏れるor通水と同時にブシュッっと漏れるのどちらかです。

この場合、下記を確認してみて下さい。

1、コネクターの締めが甘くないですか?※コネクター図1の赤四角

→時計回りに締め直してください。

2、パッキンを落としていませんか?※図3

→図3にあるように、Оリングと呼ばれるパッキンが水漏れを防いでいます。このパッキンが交換時に地面に落ちてしまい、気付かずそのままはめ込むと漏水します。

大切な部品ですが、長年使って頂くと劣化します。

その為、交換時に無くなってしまった、もしくはパッキンに亀裂が入ってしまっている場合はご連絡頂けば直ぐに新品のパッキンをお送りします。

クランプ部からの水漏れも主にパッキンを落としてしまったまま取り換えたことによる漏水がほとんどです。

交換に慣れてくると意外に見落としやすい項目なので、新品のフィルターに交換し終わった際には、今一度足元や取り外した部品を確認して頂く事を推奨致します。

もちろん、機器の経年劣化などによる消耗品は無償でお取替えできますので、ご安心ください。

交換要領書やYouTubeの動画を確認しながらゆっくりと手順をこなせば水漏れを起こす可能性は格段に下がりますので、是非ご活用ください。

下のQRコードからReFINEフィルター交換要領動画が閲覧可能です。

 

フィルター交換時に取り外す必要があるバルブが固くて開かないといった事があります。

ReFINEは工具無しで取り換えられるように設計してあるので、特殊な工具をご用意頂かなくても大丈夫です。

「バルブが固くて開かない」この時、何が起こっているのでしょうか。

前回の交換時にバルブのかみ合わせが悪かった場合は、交換時に漏水などの症状が出る為、直ぐにわかります。

固くて開かない時はお住いの地域の水圧が原因となっている可能性が高い事を指しています。

水圧によって目に見えないレベルでバルブが膨張し、バルブが開かない(正確には開きにくい)現象が生まれることが稀にあります。

水圧は、各地域で水質同様地域によって差がありますが、国の定める基準値内で管理されている為、安心してお使い下さい。

では、バルブが開かない!と言った時、下記の様な手順で水圧を逃がしてあげて下さい。

1、IN側の青いバルブを閉(横に倒す)にしてください。

2、OUT側の青いバルブを開(縦のまま)にしてください。

3、宅内の蛇口(キッチンや洗面、どこでも1つでOKです)から、

水が止まるまで出してください。

4、水が止まったら蛇口を閉め、浄水器の青バルブを全て閉(横に倒す)にしてください。

5、もう一度バルブのコネクターを捻って下さい。

たった5つのステップでReFINE内にかかっていた圧力が抜け、バルブのコネクターが

格段に開きやすくなります。

今までにバルブのコネクターの固さを少しでも感じていた方は実践して頂ければと思

います。

IN側/OUT側は下図部分に、印字されています。

 

フィルターと一緒にDPD試薬を送付させて頂いておりますが、お役立て頂けておりますでしょうか?

DPD試薬は水に含まれる残留塩素に反応し、ピンク色に発色する粉体試薬です。

目に見える結果が得られる為、主にフィルター交換時期の目安や、交換後の確認作業にお使い頂けます。

せっかく交換したばかりなのに、ピンク色に発色するとはどういうことでしょうか。

そんな時は下記の順にお確かめ下さい。

1、試薬に使う容器

→実はDPD試薬は残留塩素以外に洗剤の残りかすや、水以外の飲料、人の手に着いた雑菌にも反応します。

試薬にて検査を行う際には、市販のミネラルウォーターのペットボトルをフィルター交換後の水で水洗いし、検査を行って下さい。

2、時間が経っていませんか?

→試薬は空気中の目に見えないゴミ等にも反応します。採水後検査までに時間が経っている場合は発色が見られる場合があります。

3、バイパス回路は閉じましたか?

フィルター交換の際に、一時的に水道水が使えるバイパス回路があり、赤いバルブを開(縦に)すると、フィルター交換中でも水道水が使えます。

しかし、フィルター交換後にこのバルブを開のままにしておくと浄水と水道水が混ざってしまう為、発色が現れます。

4、IN/OUTが逆になっていませんか?

→フィルター交換後は発色しないのに、1週間もすると発色が出てしまう。

このような場合は交換時に、フィルターハウジングを逆に取りつけてしまっている可能性

があります。

IN/OUTはフィルターの性能を維持する為には必ず、正しく取り付けて頂く必要があります。

IN/OUTは先ほど紹介した印字以外にも、本体に伸びる配管2本が側がOUT、その逆がIN

となります。

5、フィルターの固定金具の緩み

フィルター交換する際には、左図の様なフィルターを留める金具を付け外しすることになります。

新品のフィルターに交換した後、この金具の締めが緩いとハウジングの中で原水と浄水が混ざってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

ReFINEは浄水にするだけではなく、赤バルブを使ったバイパス経路もご活用いただけます。

本体に付いている赤いバルブは浄水から水道水に切り替えることが出来るバルブです。

手順は、青バルブを2つとも横、赤バルブを縦にするだけ。

前述したフィルター交換時の水供給以外にも、長期間留守にした際に雑菌の繁殖が心配な方は、塩素の入った水道水を逆手にとってバイパスで一度宅内の水を入れ替えたり、お子さんのプールには消毒用にバイパスした水道水を使用して頂くなどして、実際にご活用頂いた事例もあります。

これからも快適にご使用いただけるよう、お困りごとがありましたらお気軽にお申し付けください。