『カートリッジ交換したばっかりなのにDPD試薬で検査したらピンク色になるんです』
というご質問をたびたびいただきます。
弊社では交換用のカートリッジにDPD試薬を2袋同封しております。
DPD試薬は残留塩素に反応してピンク色に発色するため、カートリッジの交換時期の確認や交換後の水質を確認するためにお役立ていただいているかと思います。
カートリッジ交換したのにDPD試薬で反応する・・・
考えられる原因を下記にまとめましたので、発色が見られた場合はぜひご参考にしてください。
原因① カートリッジ底部の固定金具の緩んでいませんか?
カートリッジ交換の際、左図のようなカートリッジを留める金具を付け外しすることになります。
カートリッジ交換後、この金具の締めが緩いと、ハウジング内で原水と浄水が混ざってしまい、DPD試薬で塩素が検出される場合があります。
原因② 試薬を入れてから時間が経っていませんか?
DPD試薬の判断は投入直後限定です。
残留塩素を含まない場合でも放っておくと徐々に色が出てくることがありますが、それは空気中にさらされることでの溶存酸素などに反応した結果です。
※ 溶存酸素とは、空気中の酸素が水に溶け込んだ酸素のことを示します。 お水には必ず含まれるものですので、ご心配はありません。
また、DPD試薬は残留塩素以外に、洗剤の残りカスや水以外の飲料、人の手についた雑菌にも反応します。
試薬にて検査を行う際には、市販のミネラルウォーターのペットボトルをカートリッジ交換後の水で軽く水洗いしたものをお使いいただくことをオススメします。
原因③ IN/OUTが逆になっていませんか?
フィルター交換後は発色しないのに、1週間もすると発色が出てしまう。
このような場合は交換時に、in/outを逆に取り付けてしまっている可能性があります。
IN/OUTはフィルターの性能を維持するためには必ず正しく取り付けていただく必要があります。
IN/OUTは左図部分に刻印がありますので、カートリッジ交換の際に必ずご確認ください。
上記の点にご注意いただくことでより快適な浄水生活をお送りいただけます!