新型コロナウイルスの感染拡大により私たちは今まで以上に日常生活での衛生面に気をつける機会が増え、菌やウイルスに作用するさまざまな衛生アイテムが店頭に並んでいます。
パッケージには「除菌」「殺菌」「抗菌」「滅菌」などと書かれていますが、明確な違いについてご存知でしょうか?
それぞれの意味と効果を知り、適切に使い分けましょう!
【除菌:菌やウィルスをある程度減少させる】
除菌とは「菌やウイルスを取り除いて、その数を減らすこと」。
洗剤・石けん公正取引協議会には「物理的・化学的または生物学的作用などにより、対象物から増殖可能な細菌の数(生菌数)を有効数減少させること」と定義されており、「除菌」と表現できる製品の基準を「黄色ブドウ球菌、大腸菌の2菌種においてそれぞれ『除菌効果のない対照試料』に対し、1/100以下の生菌数に減少させる能力があること(除菌活性値が2以上であること)」と定めています。… 詳細を見る